今年観てよかったアニメ・動画2020

2020年以前の配信も含む

銀河英雄伝説

今年観た個人的ベストアニメ。入りはリメイクから入ったが、オリジナルのほうがおもしろすぎて100話ほどほぼ一気観した。なぜこれまで通ってこなかったのかと思うほどおもしろい。ビジネスマン、特に男性の勤め人におすすめ。ヤン・ウェンリーに自分を重ねて哀愁を感じるはず。

僕のヒーローアカデミア

王道ジャンプ漫画だけど、中身のあるストーリーで感動もできる。設定はいわゆる能力者バトル。アニメ1期のEDの曲が主人公の心情を歌っていてすごく良い。3期の『ワン・フォー・オール』は神回で泣ける。強い能力を持って生まれた者、授かった者はそれを公のために使うという精神を教えてくれる作品。個人的にヒーローはデク、ヴィランはトガちゃんが好き。

Re: ゼロから始める異世界生活

徐々にストーリーの伏線が回収されていく異世界転生もの。転生した異世界で幸か不幸か特殊な能力を（呪いによって）身に着けてしまった主人公がその力にもがきながらもストーリーを前進させていく内容。演出的にラノベ臭がきつくて観てられないわってところがあるのでそういうのが嫌いな方はそこは動画をスキップして鑑賞すると良い感じ。

ゴブリンスレイヤー

少し前のアニメだけど、今年観てハマった。スレイヤーという単語はファンタジーだとドラゴンスレイヤー（竜殺し）とかキングスレイヤー（王殺し）とか強い何かを倒した人物につけられるのが相場だったりする。この作品はゴブリンスレイヤーというところがおもしろい。主人公はダークヒーローだけど、徐々に人望を得ていく様にこちらも和やかな気持ちになる。

BLACK LAGOON

かなり前のアニメで知っている人は知っている作品。東南アジアの犯罪都市を舞台に運び屋というアウトローな仕事に巻き込まれるサラリーマンの話。いわゆるクライムアクション系で、アウトローな人たちがドンパチし合う。一部のシーンに残酷な暴力描写が含まれる。救いのないような話もあればスカッとする話もある。主要キャラたちの台詞回しがカッコいい。

ヨルムンガンド

これもクライムアクション系。BLACK LAGOONと同時期のアニメだなーという趣。設定は主人公は傭兵を引き連れた武器商人の20代女性で、そのチームが世界各地を旅する。一癖も二癖もある傭兵の仲間や主人公が魅力的で、どんどん魅入られてしまう。

テラフォーマーズ

これもかなり前に流行ったものだけど、今年観てハマった。設定は、火星に放たれたゴキブリ（人型でゴリラ以上の筋力あるやつ）と、昆虫や動物からその生物の持つ強い能力を得る手術をうけた能力者が壮絶に殺し合うSFサバイバルアクション。個人的にはアシモフとラインハルトが好き。原作者の方がご病気のようで、ストーリーが止まってしまっているのがつらい。良い作品なので原作者の方の回復を祈ります。

賭ケグルイ

これも少し前のもので、ギャンブルの勝敗によって階級が決まる異常系学園モノ。天才ギャンブラー転校生 夢子（声は胡蝶しのぶ）が、天才的かつ変態的なギャンブルの腕で勝ちまくる設定。主人公の夢子が姫カットで涼しい声の妖艶JKで、その夢子がギャンブル魂に火がついてクレイジーになる演出が世界観あって良い。アニメの1期はエキサイティングで世界観もある作品だけど、2期は露骨にクオリティが下がってるので1期のみおすすめ。

今際の国のアリス

これはまさにいま話題沸騰中の作品。設定は趣味の悪いデスゲーム系だけど、Netflixオリジナルということで莫大な制作費がかけられていて見応えある。特に1話目の渋谷のカットはすごい。原作の漫画は一時期自分のTwitterのタイムラインに広告が頻繁に出ていたので気になっていた。GANTZのモチーフやオマージュが色濃くて、GANTZっぽさあるという解釈の共感を誰かを分かち合いたい。

バチェロレッテ・ジャパン

この秋話題だったあれです。観てない人はおもしろいので観てみてください。男性版のバチェラーの時は今田耕司、指原莉乃、オリラジ藤森慎吾というMCで、今回のバチェロレッテのほうはナインティナインとSHELLYというMCでAmazonのキャスティング力高いなーって個人的には思った感じです。観てない方はスギちゃんに注目してほしい。

鬼滅の刃・映画『鬼滅の刃 無限列車編』

映画は2回観にいきました。とても感動しました。制作したアニメーターは血ヘドを吐き続けたんじゃないかという神作画。最初の電車のシーンから冒険が始まるのかなという高揚感って良い。最終盤に炭治郎が叫ぶシーンとかグッと来るものがあって、EDの曲もあいまって終わった後に余韻があります。